特徴

品種では「男爵イモ」と「メークイン」が一般的で、「キタアカリ」、「とうや」、果肉が黄色い「インカのめざめ」、白い 「ワセシロ」や皮の赤い「ベニアカリ」、肉色が濃い黄色の「アンデスレッド」など多くの新種類がある。

冷涼な気候を好み、栽培適温は15~20℃。イモの形成は17℃が適温で、高温になるほど肥大が悪くなる。

じゃがいもの植え付けは春植えは2月下旬~3月上旬、秋植えなら8月下旬~9月上旬で、秋植えは生育期間が短いので植え付け時期を逃さないようにする。
種イモで伝染するウイルス病があるので市販の検査済みの種イモをホームセンターなどで購入するとよい。
土壌がアルカリ性になるとそうか病が発生し易くなるので、石灰肥料が多すぎないように注意する。

種イモは小さいものはそのまま、大きいものは芽を1個以上付けて1片30~40gになるように必ずタテ割りに切る。芽が少し伸びかけているものが良い。

クワの幅程度で深さ20cm位の溝を掘り、30㎝位の間隔で切り口を下にして種イモを置いてゆく。種イモが湿ったまま植えると腐りやすいので日陰で2~3日乾燥させてから植え付ける。
植えた後は、種イモと種イモの間に肥料と堆肥を混ぜた元肥を1握り施し、掘り起こした土を溝に戻して表面を平らにする。

新しいイモは種イモより上にできるので、成長につれて土寄せが必要で、後の土寄せができないときや面倒な時は深さ30cm位の溝でもよい。

高橋さんち

2021年

畑が変わって初めての植え付けになります。
昨年収穫して種芋としてとっておいた「キタアカリ」、「アンデスレッド」を中心に育てようと思います。

植え付けは3月中旬、株間30cm、条間60㎝の2条植えです。

2018年

「男爵イモ」、「キタアカリ」を育てようとホームセンターで種イモを求めましたが、その後、「ワセシロ」の売れ残りが安いので追加購入、更に、畑友から頂いた「アンデスレッド」も植えました。

間隔を30cmとしたかったのですが、種イモの数が多かったので、少し狭いと思いましたが20cmとしました。




6月になって順次掘り上げました。
写真は、「ワセシロ」という品種で、イモ数は「男爵イモ」より少ないようですが、大きなイモが多く、小さなくずイモはほとんど有りませんでした。
イモの肉色は白く早生種ということから「ワセシロ」となったようで、ポテトチップスなどにも使われています。