自宅の庭先で収穫したはるみミカンで、ミカンママレードを作りました。
12月中旬に収穫したもので、直ぐには酸味が強いので食べる場合は1か月以上おきますが、熟して酸味が抜けてペクチンが減って固まらないといけないので収穫後すぐに作りました。

作り方(我流の手順)

①材料
材料は、はるみミカン8個 970g(実:780g 、皮:190g)、砂糖 400g
のみです。我が家では、砂糖は材料の40%を基本としています。
自家製ですので、添加物は全くありません。

②お湯に浸す
ミカンが浸る程度の水を入れた鍋を軽く沸騰させ、ミカンを入れます。
2分位したら取り上げて冷水に浸します。
こうすると、表面の汚れが落ちるのと皮が柔らかくなるので実離れ良く簡単に剥けます。

③皮を刻む
皮を1~2mmの幅に刻みます。幅が小さいほど食べやすくなりますが手間です。長さもそろえると見栄え、食べやすさの点で良くなりますが手間です。

④鍋に多めの水を入れて刻んだ皮を入れて軽く10分程度沸騰させ、ざるにとって絞ります。
水の量が多い方が「えぐみ」が少なくなります。レモンではこれを3回繰り返しましたが、はるみでは1回にしました。

⑤写真のように、鍋に刻んだ皮と半分に切った実をばらして鍋に入れ、火にかけます。
実は横に輪切りにして鍋に入れる時に袋ごとにバラしました。もう少し小さく切っておけばよかったと思いましたが、煮詰めているうちに皮はほとんど溶けてくれました。はるみの皮は薄いので、助かります。

⑥水分が少ないようなので焦げないように100ccの水を追加し、砂糖を所定量の半量入れます。
最初、焦げないように注意しながら中火で加熱し、崩れてきたら弱火で加熱、ゆっくり攪拌してジャム化するのを待ちます。
途中で、残りの砂糖を入れます。
砂糖を入れるタイミングは良くわかりませんが、最初に一度に多く入れると浸透圧の関係で実が固くなるそうです。

⑦ジャム化テスト
30分くらい経ったら少しとろみが出てきたのでジャムテストをしました。塊はやや拡散しますが、火を止めて冷やすと丁度良い具合に固まりました。
ペクチンやレモン果汁を入れていませんが、自身のペクチンで固まってくれたようです。

⑧完成
右の写真が完成した状態です。
少し「えぐみ」を感じますが、皮の裏の白い部分にあるようなので、④の工程をもう一度行うともっととれたかもしれません。
家族の判定では「上等」となりました。